色彩検定
今年6月末に受験していた
色彩検定の合格証書が先日
届きました。
塗装業界に長くいると、実は
頻繁にお客様に言われる事が
あります。
それは外壁、屋根の色選びの際
「プロとしてこの色どう思う?」
一番「よくある質問」かもしれま
せん(^^;)
洋服選びと同じく、お客様毎に
それぞれお好きな色があるので、
今までの経験と感覚でお客様の
色のイメージを尊重して回答し
ていましたが「色」をしっかり
学べば「プロとして」理論的に
提案できるものなのかな?、と
いう疑問から勉強を始めました。
効率的に学ぶためには資格試験
が有効だろうと思い「色彩検定」
という文部科学省後援の公的な
資格があることを知り受験して
みました。
2級と一緒に、2級の試験範囲で
もある「UC級」も受験しました。
UC級とは特定の色が生まれ持った
「色覚特性」や「加齢」により見え
づらい方の色の見え方を正しく知り
理解するための学びです。
(UC級について詳しくは↓↓)
「色」を勉強して思ったことは、
日本の住宅の外壁の色は無彩色
(黒、白、グレー)か暖色系(
赤、黄、橙)に無彩色を混ぜた
色(ベージュ系、クリーム系等)
で、街の景観の一部になること
を考えて周囲の家から浮かない
色を選ぶ、とテキストに出てい
たのですが、そうすると「プロ
として選ぶ色」というのは…。
「無難な色」になってしまうと
いうわけです(^^;)。
ただ、せっかく何年に一度の
外壁の塗替えをするわけです
から、やっぱり「お客様のお
好きな色で」という私の今迄
のスタンスは実は正解だった
のかな?と思っています(^^♪
付帯塗装等のアクセントカラー
や色分けをする際の色の相性も、
今までは感覚と経験で「この色
の時はこれが合うんだよな」と
いう提案でしたが、今回理論的
に理解できたので、今後の提案
は少しわかりやすくご説明でき
ると思います(^^♪
色彩検定の受験会場は若い方
が多く、おそらく私が最高齢(^^;)
少しおじさんとしては肩身の
狭い思いをしましたが…
勉強をしてとても良かったと
思っています(^^)v
今後も仕事に少しでも役立つ
勉強は積み重ねていきたいと
思っています!
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