外壁診断士
「外壁診断士」という資格が
あります。
「外壁診断士」とは…
一般社団法人全国住宅外壁診断士
協会が認定する資格。外壁の性能
と課題に対処する専門的な知識を
習得しており、依頼者に公正な
アドバイスや提案ができる優れた
技術者に対する呼称。
と、主催している外壁診断士協会
のホームページに出ています。
資格要件として、
実務経験5年間以上
(下記関連業での経験)の方。
要:実務経験証明書
営業(住宅関連事業)、塗装業、
左官業、板金業、建材販売業、
不動産管理業、住宅リフォーム業、
建設業、エクステリア業、その他
当協会が当該関連業に携わると
認めた方
※1級・2級建築士、木造建築士、
1級・2級建築施工管理技士および
インテリアコーディネーターの資格
取得者
※外壁アドバイザー合格後、住宅
関連事業に関わる経験を2年間以上
有する方
となっていますので、ある程度の
実務経験、もしくは難易度がやや
高めの資格保有者が受験の対象者
のようです。
ただ、ネット上で調べたところ賛否
両論の資格だったので、受けようか
どうしようか悩みましたが、「勉強
して損することは無いだろう」との
思いから今回試しに受けてみました。
そして、資格取得。
感想としては…
確かに少し思う所はありますが、
大事なのはどの資格でもそうだと
思いますが、資格取得がゴールで
あってはいけないと。
私もいろいろ資格を取得して
いるのは、お客様に少しでも
自分の経験、知識、技術力を
第三者から証明してもらって、
当社を安心して選んで頂けれ
ば、という気持ちはもちろん
あります。
しかし、例えば運転免許を
持っている人は全員、高い
運転技術を持って安全運転
をしているかといえば残念
ながらそういう訳でもない
ように…
例えば国家資格である塗装
技能士であったり、私も保有
している建築施工管理技士の
資格を持っていたとしても、
実際の現場やお客様対応で
雑な仕事をしていては意味が
ないわけです。(残念ながら
一級塗装技能士でありながら
かなり残念な仕事をしている
人も一定数知っています。)
逆に無資格でも丁寧な仕事で
依頼が絶えず、資格を取る
必要がない、(時間もない)
という職人も一定数います。
資格は残念ながらあくまでも
「目安」でしかありません。
なので個人的には、
お客様に「アピールするため」
だけの資格であってはダメなの
です。
資格取得時の学びを仕事に
落とし込まなければ!
大事なことは、選んで頂いた
お客様が「やっぱり任せて
良かった」と思ってもらえる
仕事をすることですよね。
選んでもらったきっかけの一つ
にもし「持っている資格」が
理由としてあるのであれば、
その肩書に恥じない仕事が
どれだけできるかが重要だと
思います。
今回の「外壁診断士」も学ぶ
ところはいろいろありました。
名前に恥じないしっかりした
診断を実施し、資格の目的で
ある公正なアドバイス、適切
な提案をお客様にしていきたい
と思います。
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