屋根修理詐欺にご注意ください!
昨年くらいからでしょうか。
弊社の塗装工事が終わって
まもないお客様から、
「うちの近くで工事していた業者
からうちの屋根がおかしいと言わ
れたので見て欲しい。」
というお問合せを連続していただく
ようになりました。
しっかり工事して問題ないはず
だけど…。
とは思いつつ、とにかく現場に
行ってみると、何も問題なし。
…この繰り返しでした。
最初のうちは、
「まぁ、自分が見に行けば良い
から問合せをもらったら行けば
いいか。」と思っていたので、
様子見をしていましたが、昨年
ついに弊社が塗装しかできない
と勘違いして屋根の修理業者に
依頼をしてしまったがどうも怪
しい、相談に乗ってもらいたい
とお客様から電話が…。
急いで屋根を見にいくとやはり
何も問題無し。
契約した内容を見るととにかく
めちゃくちゃ💦(しかも高額)
慌ててクーリング・オフをして
もらい難を逃れましたが、同様
の事があるといけないので弊社
の既存のお客様全員にすぐ告知
してまわりました。
すると今度は東京に住む私の姉
から、「近くで工事してる業者
から…。」と、また同じセリフ
を言われまして(^^;)
手口が全く同じだったので、
姉には屋根は見に行かずに
それは詐欺!と伝えました。
それからネットで「屋根 詐欺」
で検索してみると、同様の手口が
書かれたものが出てくる出てくる
(^^;)
警察から注意を促しているサイトも
発見しました。⇩
地元の同業者にも聞いてみると、
みなさん弊社と同じ状況で困って
いるようで…。
ただ、いろいろ調べたり話を
聞いてみるとだいたい手口が
同じなので念の為こちらにも
書いておくことにしました。
以下がよくある手口です。
第1段階:
【突然の訪問】
「近くで工事していて、(新築
現場やアパート・マンション等
大きな現場をやっていたという
ケースが多い。おそらく新築や
大規模改修の現場は元請け業者
が大体入る為実際施工していた
職人が特定しづらいからではな
いかと思います。)親方に言わ
れて来たんですが、お宅の屋根
○○が危ないですよ。」
と先に子分(?)が来る。
その場所を説明したいので、
外に出てきてもらいたい、と
業者の話がしやすい状況へと
促す。
第2段階:
【屋根に上がる】
「屋根に上がって詳しく見ま
しょうか。」
「道具があるので無料で直し
ますよ。」
と言って屋根に上がる段取りを
つけ、それから親方登場。
「子分」→アポインター
上手く話しが進みそうになったら、
「親方」→上司(クローザー)
という流れのようです。
この時にひどい場合は屋根を
割られる、壊される等の被害
が発生している模様。また、
似たような屋根で実際に壊れ
た家の写真を見せられ、あた
かもその家の屋根が壊れてる
ように見せかけることもある
らしいです。
知らない人をいきなり屋根に
上がらせないようにするのが
一番です。
第3段階:
【不安を煽り契約へ】
「このままでは雨漏りする。」
「棟板金が飛んで人に被害を
与えるかもしれない。」
などと不安を煽り工事契約へ
もっていく。
と、ここまでが一連の流れの
ようなので、上記のような話
があったらまず詐欺を疑って
ください。ご心配であれば、
慌てて契約することなく数社
呼んで診断してもらうことを
おすすめします。
で、ここからは私が調べたその後の
トラブルの例です。
その1:
「火災保険が適用できますよ。」と
言われ工事に入ったが実際は保険金
が出ない
その2:
解約しようとしてもクーリング
・オフはできないと拒絶する。
例えば、着工日を契約してすぐ
に設定して、着工している事を
理由に拒絶したり、「足場代は
足場屋への先払いになります」
と先に入金させ、入金を理由に
拒絶するなど。
いくつかパターンがあるようで
す。
その3:
とにかく費用が高額。または手抜き
の工事内容の見積りや工事に入って
から追加費用がかかる等もっともな
ことを言って、金額をどんどん吊り
上げる等。
その4:
契約を迫る際、またはクーリング・
オフを妨害する際に退去を促しても
居座り続ける。
上記の場合はすぐ警察に通報した
ほうが良いでしょう。
とにかくこの詐欺の許せない
ところは、リフォームを行う
同業他社のほとんどはまじめ
にお客様と向き合って提案を
していく中でそれぞれの長所
を訴えて差別化しているのに、
一部の詐欺業者のせいで業界
全体の信用を損なう点です。
また、弊社の大事なお客様を
不安にさせたことは、断じて
許せません!
皆様、くれぐれもお気をつけ
ください!
0コメント